旅をしていると色んなことを言われる。応援してくれる人。共感してくれる人。でもそういう人ばかりでもない。仕事しなくていいねとかお金に余裕があるんだろうねとかね。そんな余裕あるかいw僕は車に日本一周旅ってステッカー貼ってるから当然声を掛けてもらえる事も多い。でもナンバーを見ればどこから来てるかなんてすぐ分かるのね。そうすると始まったばっかじゃんとか。まだ近いじゃんとかは直接じゃないけど車で作業していると結構聞こえる。気にすることの程ではないけど、旅してる側、というか夢を追いかけている側からすると、僕にどんな言葉をかけてくれるかってだいぶ違うんだよね。何が言いたいかって、努力してなかったり、夢を追っていなかったりすると、簡単に人の夢を笑うんだよね。別に笑われたって僕は自分のためにやっているから構わないんだけど、そんな人が少なくなって欲しいと思っている。人生チャレンジしやすい環境であって欲しいと思うから。僕はまだチャレンジできているからいいけど、なかなか踏み出せない人だっていると思う。チャレンジに大きい小さいはないと思う。チャレンジを始めた時点でそこまでの過程があるわけだからスタートはもっと前にある。始まったばっかじゃんなんて俺なら思わないしね。むしろ達成できるように応援してあげたい。スタートにも立たないやつに始めたばかりかなんて言われる筋合いはない。じゃあ僕が30県くらい目だったら凄いですねって声かけるのかな?

これって不思議とそういうことを意識していなくても、自分が頑張っている人って絶対人のことバカにしたりしなんだよね。僕が仕事辞めるって言った時、日本一周したいって言った時、何人ものヒトに甘いだの、現実みろだの、無理だの言われた。その反面にすごいね、頑張ってね、君ならできるよ、協力するねって声を掛けてくれる人がいる。人としてこの差は大きいと思う。もちろんちゃんと考えて否定的な意見を伝えてくれる人もいる。そう言った意見にはちゃんと耳を傾ける。チャレンジって元々簡単にできることには使わないよね?頑張ればできるんじゃないかなって時にチャレンジするんだよね。だから失敗する確率なんて高いに決まっているんだよ。だから失敗した時に「ほらみろ」なんて言うのめちゃくちゃ簡単なんだよね。でもそれを当てて何の意味がある?人の夢を邪魔して笑って潰して何になる?自分の優越感か?否定しないとチャレンジしなかった自分が否定されている気分になってしまうんだろうね。

僕は現在チャレンジを始めたばかり。楽しいことも辛いこともたくさんある。でもチャレンジできている今が一番幸せでもある。周りの協力があってこそできていることに感謝している。別にみんなに無謀なチャレンジをしなって言ってるわけでない。成功だ失敗だなんてのは後にして、みんなが本気でやりたいことがあるならチャレンジしてほしい。だってこんな僕にだってできるんだから。僕の日本一周の準備のためにたくさんの人が自分の時間を削って手伝ってくれた。差し入れに来てくれた。応援してくれた。夢を託してくれた。本当に嬉しい。僕は幸い否定されることは少なかった方かもしれない。みんなが愛してくれたことに感謝していることのが多い。だから誰かがチャレンジしたいと思ったり、チャレンジするなら僕は全力で応援したいし協力できることはしてあげたい。僕の息子たちがいつか何かにチャレンジする時は全力で応援する。今息子たちが僕の夢を全力で応援してくれている。だから僕はまだチャレンジしている姿を息子達に見せてあげたいんだ。

この夢の先の夢もある。次のW杯を現地に連れて行って見せてあげたいんだ。だから今の夢もその先の夢も叶えられるように全力で頑張る。一生懸命に生きるんだ。